アラタの学校をどうするか。ペナンに来た当初は、当然のように英国系インターに入れるつもりでいたが、気持ちは揺れる。
あのまま英国にいたなら、プレスクール、レセプションを経て、今は小学校一年生、9月からYear1の一学期が始まっている。もちろん、ペナンの英国系インター、SCIPS(セントクリストファーインターナショナルプライマリースクール)に入れれば、同様のシステムの学校教育を受けられる。
問題なのは、日本政府が絡んでいる日本人学校と違って、SCIPSは私立であるということ。定員があるので、英国籍のアラタカラでもなかなか入れない。その上人気があるのでウエイティングリストはいつも長い上、裏でいろいろあるらしく、待っている順番に空きが回ってくるとも限らない。
そんな状態に辟易。だから、日本人学校も選択肢の一つ。漢字1000字を習得する小学校卒業レベルまでは日本語をやらせたいという親の希望と合致する。ただ、我が家の次の転居先はほぼ確実に英語圏。それでは、英語&バハサ&中国語を学べる地元の学校はどうか。体罰つきの詰め込み教育らしく好ましくない。結局うちの実情に合うのはSCIPSしかない。
ペナンには日本人学校もあるから、アラタカラを日本人であるという視点からみたら、選択肢が2つあることになる。ところが、英語圏以外の欧米人にとってはSCIPS(及び他のインターナショナルスクール)という英語がミディアムの学校しか選択肢がない。だからある意味、わざわざインターに子供を入れる日本人家庭は基本的に教育熱心だ。
うちは教育熱心とは程遠いし、お弁当も非日本人のママ達がやっているように、全て外注するつもりだから、SCIPSで他の日本人ママ達にうまく溶け込めるのかは不安である。実際は様々な国籍の子供が集っているので、インターのママつながりは楽しそうだけど。(いやいや、私の事はこの際どうでもいいんだっけ・・・。)
というわけで、アラタ、来年の4月に日本人小学校へ入れるという選択肢も残しつつ、ナニア幼稚園を11月に卒園して、とりあえず1月からSCIPS、Year1へ編入する予定。
アラタは、レセプションだけではなく、1年生の1学期も吹っ飛ばすことになる。SCIPSでは3歳児からアルファベットを教えるのに対して、シュタイナー系のナニアは年長園児に読み書きを少し教えるだけ。
低年齢で始めるより、学齢期になって始めた方が効率的に学べるはずで、小さいうちは貴重なその時間を遊びにあてないともったいない、時間の無駄と、個人的には思う。だが、アラタの今の読み書きレベルでは、SCIPS入学当初は確実に大変だろうというのも事実。これまでの私達の選択に不安がないとも言い切れないのだ。ああ、揺れる、揺れる・・・。
Jasonに、早くから学校に入れず、ナニア幼稚園に行かせ続けてよかったかと聞くと、「のびのびとした環境では、子供はストレスを感じず、自由に発想することが許されて、自信がつくんだよ」と言っていた。アラタも自信がある子に育っている。確かに、この時期にしかできない貴重な体験を子供達がしているんだと信じることにしよう。
(写真は私が4歳か5歳の時のものです。)
Which school shall we send Arata to? When we first arrived in Penang, I was thinking to send him to a British international primary school without any doubts. But since then, I've kept changing my mind...
If we were still in England, Arata must have finished the Pre-school and the Reception, and now he would be studying in the Primary School year 1. Of course, he has an option to do that at the International School, SCIPS, in Penang.
The problem is SICPS is not a government-run school unlike Penang Japanese school. It's just a private school. They don't take more than certain number of children, and they have long waiting lists. On top of that, there must be something smelly going on. The children on the top of the list are not always called up to get a place.
To be honest, I am quite fed up with this and that about SCIPS. So Japanese School is also our option at the moment. In any case, I've always wanted my boys to learn Japanese up to the Japanese Primary school year 6 level, with 1000 Chinese characters. But our next destination will be another English speaking country, for sure. How about one of the local schools, that teaches English, Mandarin and Bahasa? They have a very bad reputation among expatriates because local schools tend to push kids too much with the threat of punishment. All things considered, SCIPS seems to be the only choice for us.
We have a Japanese full time school in Penang and in fact Aratakara have 2 choices of schools. For those from non-English speaking countries in Europe, they have only one choice, English medium international schools. This means the Japanese families who send their kids to an international school are more ambitious on their children's education.
To start with, me and Jason are far from education-oriented parents. Secondly, I think I will fully use the school lunch delivery services for Arata, as lots of non-Japanese mums are doing, while most of the Japanese mums wake up early to prepare lunch boxes. So I feel a bit worried if I could get on well with other Japanese mums at SCIPS. Well, apart from that, it looks fun to meet so many people with different background.
Our decision at the moment is sending Arata to SCIPS from next January. We still have an option to send him to Japanese school from April, for just in case.
Arata have already and will have missed the first term of Year 1, as well as the Reception year. Even 3 year old children at SCIPS learn how to read and write a bit, while Taska Nania won't teach much of reading and writing even for the oldest children groups. It's apparent that the 6 year old can learn quicker than the 3 years. And in my opinion it's a waste of time to spend on studying at early stage, they can use the precious time on playing instead.
Whatever I think, I am distressingly sure that Arata will struggle at least in the beginning. And in this sense, I'm not quite confident about our decisions so far, whether we made right decisions for Arata.....
When I asked Jason whether it was the right thing to keep Arata at Taska Nania and not sending him to a school earlier, he said, "In free and creative environment, children won't feel stress and they can think and try freely, which gives them confidence." Yes, that's totally true. Even it may be difficult at first, children can catch up quickly. I have to believe my boys are spending very important time of their lives in the precious and special environment.
(These photos are my brother and me when I was about 4 or 5.)
4 comments:
こんにちは。満理子です。
学校&教育問題、ほんと難しいですよねー。親の都合で子供はあっちに行ったりこっちに行ったりするわけですから、悪いなーと思いつつ、そこで頑張ってもらわないと困るし・・。
ウチのあらたは、選択の余地なく(笑)地元のキンダーに行き始めてます。思ったより熱心な感じで、毎日ホームワークを持って帰ってくるし、本もいろいろ読まされているようです。8月末に始まったばかりですが、
アルファベットがもうすぐ全部終わるくらいかな。
子供をバイリンガルに育てるのは難しいですよねー。
満理子さん、難しいよね!うちの場合は、これでアラタの学校が決まっちゃえば弟は同じでいいかなって思ってるからあまり悩まなくなると思うよ。選択肢があるほうが悩んじゃう。
アメリカも結構勉強熱心なんだね。特に、成功者と失敗者の差が激しいから、親も力入れるのかな。うちの家庭は北米には絶対に住めないわ~。幼稚園から宿題なんて・・・私が無理だ~。
タカラ君、4歳おめでとうございます!!
うちもつい最近幼稚園での9月の誕生会行ってきました。けんたの時は複数人いたけど、てっぺいは9月生まれはクラスで一人。でも堂々と受け答えしていました。同じですね^^
けんた&てっぺいが通っている幼稚園も幼児期は遊びが重要という考えでつめこみ系のお勉強は一切なしです。
小学生の兄姉がいるママさん達に聞くと、中学年以降いろいろ力を発揮するのはうちの園の卒園生が多いらしいです。やはり幼児期に何に重点を置くかってけっこう重要なのかなって思います。
アラタ君も最初は大変でもきっとその中で自ら成長していく力を身に着けているでしょうね!!
ゆうこさん、コメントありがとう。
やっぱり次男はどこも堂々としているね。私は長女だし、そういうの全然できなかった方だから、タカラを見ていて頼もしいです。
けんた&てっぺい君の幼稚園の卒園生の話しを聞くと元気になります。やっぱり幼少期に培った自信っていうのは大きいね。
結果はわからないし、経験もないから手探りだよね。その上、早いうちから勉強を頑張らせる家庭も多いわけで、それにはそれなりの根拠もあるのだとも思う。
だから、のびのびと自由な環境で育ったことがどう影響するのか、決まった答えがあるわけでもなく、不安になることもある。
私が一つだけ確信しているのは、遊びは今しかできないってことかな。
ブログにも書いたけど、アルファベットを覚えるのなんて、6歳から始めたらあっという間に習得するのは間違いない。
勉強も効率的に要領よくできる子になってほしいからね。そして空いた時間は趣味に使うとかさ、そんな人生じゃないと詰まらないよね。
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